なんだかんだと、学生の頃から付き合っていた彼と結婚することになりました。 四年間付き合ってきて、何度か結婚も話に上がっていたけれど、 ちょっと考えがまとまらなかったきっかけは、 「嫁に行く」という事、 もちろん彼のご両親も、とてもいい人だし、学生の頃から仲良く付き合ってきていたけれど、 家に入るというのは、とても抵抗があった。今でもあるけれど・・・ 今どき新婚生活も二人だけの時間がないなんてありえない考えだし、 実家を一度も出たことがない人生の彼に、マザコンの気があるんじゃないかと、ずっと疑っていたし。 はっきり言って、うちの親も私を不憫に思ってくれていろいろ言ってくれた。 それで、今までまとまらずにいたというわけ。 でも、今年の初めに、彼のお父さんが癌だってことが分って、闘病生活が始まった。 医者の見立ては、あと一年。お父さんは頑張って戦ったけれど、見る見るうちに 痩せていった。 家の親はますます結婚に反対したけれど、2人の事だから二人で話し合った。 そして、結婚することにした。 もうすぐ一人きりになるお母さんの面倒を見るのは当たり前だし、 何より、お父さんも、残していくのかと思えば耐えられないだろう。 彼のうちは三人家族でいつも朗らかなのを、誰よりも知っているのは私だった。 「お父さんが、見ててくれるうちに結婚式を挙げようね。」 私の一言を、始まりにあわただしく毎日が過ぎていった。 式は、来週。 明日、アパートから彼のうちに引っ越しをして、結婚式当日まで、私は実家に帰ることにした。 こんな勢いで、ここまで来てしまったけれど、人生ってこんな風にきっかけがないと 進まないものかもしれないと思う。 きっとこれから来る大変な思いも、彼と、その家族と共有して生きていけるんだと思っている。

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